【紅の豚】関連本 原作・コミック・小説・解説・絵本まとめ

1992年に公開された「紅の豚」。

「紅の豚」は、飛行機好きな宮崎駿監督の趣味的な作品で、主人公が他のジブリ作品と違って男性という点でも異色の作品。

アニメ映画「紅の豚」だけでなく、原作や小説、関連作品があればぜひ読んで見たいですよね。

「紅の豚」には以下の作品が出版されています。

  • アニメ映画を漫画化したフィルムコミック
  • ノベライズ版
  • 解説本(イメージボード集、絵コンテ集、制作秘話)
  • 幼児向け絵本

小さな子供がいる方はジブリ作品の中でもとなりの「紅の豚」は、主人公が動物の豚さんであるというキャラクター性から幼児が共感しやすい作品の一つです。

「紅の豚」の関連本

原作となる漫画・小説

飛行艇時代―映画『紅の豚』原作 宮崎 駿

 

「紅の豚」の原作は、1990年3月、4月、5月号に3回にわたり掲載されていた「飛行艇時代」。2004年に飛行艇時代の部分だけ1冊の本として出版されました。

モデルグラフィックス 2023年 12月号 ModelGraphix

 

 

ジブリ最新作「君たちはどう生きるか」の公開に伴い2023年12月に同じ内容が月刊モデルグラフィックスに再掲載されました。

原作とアニメの違いは、ポルコの恋人役であるジーナは原作にはなく、ヒロイン役はなんと飛行機を修理したフィオ(驚!!)

詳しくは「紅の豚」の原作漫画をご覧ください。

フィルムコミック

文春ジブリ文庫出版

 

 

「紅の豚」のアニメ映画を漫画化したフィルムコミックが、~文春ジブリ文庫~より出版されています。

主人公の豚ポルコは、なぜかフィルムコミックでのほうがかわいいキャラになっています。映画の中でかわいく豚を描くって難しいからなのかもしれませんね。

映画より飛行機のスリルや楽しさは、映画よりフィルムコミックの方がリアル感があります。

印刷版 1,870円
電子版 968円

「紅の豚」のフィルムコミックは、印刷版なら1,870円、電子版なら968円と印刷版より電子版の方が約半額もお得!!

電子ストアのeBookjapanなら約10pが無料立ち読み可なのでぜひ電子書籍版のフィルムコミックで、飛行機のリアル感を体感ください。

映画のノベライズ版

映画化されたアニメには映画のノベライズ版が出版されれいることもありますが、「紅の豚」では出版されていません。

解説本

ジブリの教科書

ジブリの教科書7 紅の豚 文春ジブリ文庫 スタジオジブリ

 

 

ジブリの教科書(印刷版のみ) 1,034円

文春ジブリ文庫から出版されているジブリの教科書「紅の豚」。

「紅の豚」は、機内上映用の小作品として企画されたという秘話が掲載。

また映画の中のジーナ役の声優や歌を担当した加藤登紀子と宮崎駿監督のコラボもあり。両者とも同じくらいの世代のため、2人の生きた時代背景に意気投合するインタビューも面白いです。

イメージボード

ジ・アート・オブ 紅の豚 ジブリTHE ARTシリーズ 宮崎

 

 

イメージボード集(印刷版のみ) 3,038円

 

絵コンテ集

紅の豚 スタジオジブリ絵コンテ全集〈7〉 スタジオジブリ絵コンテ全集7 宮崎 駿

 

 

絵コンテ集(印刷版のみ) 2,970円

絵コンテとは、アニメ映画を作る際に何百枚も書く絵やセリフなどのこと。紅の豚の絵コンテ集を読めばさらに「紅の豚」が楽しくなるかも。

幼児~小学校低学年向け

「紅の豚」は、豚が主人公ということから、ジブリ作品の中でも幼児に共感を得やすい作品だと思います。

絵本

徳間アニメ絵本(印刷版のみ)

ジブリ作品は、徳間書店が出している絵本があるのですが、紅の豚に関しては出版されていません。

紅の豚は内容がやはり大人向けというのがあるからでしょうか。

フィルムコミック

先にご紹介した、文春ジブリ文庫より出版されている「紅の豚」フィルムコミックも幼児の絵本かわりにおすすめ。

DVDレンタルだと1回見て終わりだし、購入するのは高いですよね。そんなお母さま向けに「紅の豚」のフィルムコミック。

幼児が主人公の豚のポルコのかわいさに夢中になること受けあいです!! また飛行機乗りのお話なので、飛行機が空を飛んだり飛行機の機体も詳しく描かれているため、特にメカや模型好きな男の子にお勧めです。

スマホだと少し画面が小さいので、飛行機が飛ぶリアル感を楽しむならタブレットで読むのがよりおすすめ。

印刷版なら1,870円で、電子版なら968円と印刷版より電子版の方が約半額もお得!! 子供もお母さまも一緒楽しめるトトロのフィルムコミック。

電子版は無料立ち読み可なので、是非試してみてね。

まとめ

「紅の豚」は、人間でありながら豚として生きる、反権力主義の人間(というか豚)の生き方を描いた作品。

そのため内容的には成人向けの作品かも。また飛行機乗りのお話なので、メカ好きな男性に向いているのではないでしょうか。

ジブリ作品では、主人公が空を飛ぶ作品が多いんですよね。それは宮崎駿監督が飛行機好きだから。そんな監督の飛行機好きをマニアックに極めた作品なので、興味がある方はイメージボード集や絵コンテなども読んで見ると良いでしょう。

戦闘飛行機のお話なので、映画よりフィルムコミックの方がよりリアルに飛行機の飛行感や、戦闘や機体を楽しむことができますよ。