【火垂るの墓】関連本 原作・コミック・小説・解説・絵本までまとめ

1988年に公開された「火垂るの墓」。

戦争映画やドラマは数多く作られてきました。ただ子供視点で描かれた作品は多くはなく、「火垂るの墓」は戦争を子供視点から、また大人視点からも見ることができる作品。

アニメ映画「火垂るの墓」だけでなく、原作、関連作品を読むことで、作品をより深く理解することができます。

「火垂るの墓」には以下の作品が出版されています。

  • アニメ映画を漫画化したフィルムコミック
  • ノベライズ版
  • 解説本(イメージボード集、絵コンテ集、制作秘話)
  • 幼児向け絵本

「火垂るの墓」関連本

原作となる漫画・小説

火垂るの墓

 

 

70%offクーポン使用可

新潮社
火垂るの墓
野坂昭如
484円⇒145円

「火垂るの墓」は原作小説とアニメ映画はほぼ違いはありません。ただ「火垂るの墓」は野坂昭如の自叙伝的小説ですが、完全な自叙伝ではなく半自叙伝だったんです。

管理人は、野坂昭如には本当に4歳くらいの妹がいたと思っていましたが現実には2歳の妹だったんだそうです。

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フィルムコミック

文春ジブリ文庫出版

シネマ・コミック4 火垂るの墓 文春ジブリ文庫 高畑 勲

 

(印刷版のみ)

「火垂るの墓」アニメ映画を漫画化したフィルムコミックが、~文春ジブリ文庫~より出版されています。

フィルムコミック(シネマコミック)とは、映画のオリジナルフィルムをそのままコミック化。

オールカラーのため、まるで映画を観ているような感覚で読むことができる新感覚のコミックです。

印刷版 1,870円
電子版 なし

「火垂るの墓」のフィルムコミックは、印刷版のみ出版されています。

映画のノベライズ版

「火垂るの墓」は野坂昭如著の原作小説がある事もあり、映画のノベライズ版は出版されていません。

解説本

ジブリの教科書

ジブリの教科書4 火垂るの墓 文春ジブリ文庫 スタジオジブリ 文春文庫

 

 

ジブリの教科書(印刷版のみ) 1,078円

文春ジブリ文庫から出版されているジブリの教科書「火垂るの墓」。ジブリ作品を作るまでの舞台裏の話なので中学生以上がおすすめ。

ジブリスタジオ3作目となる「火垂るの墓」は、2作目までの冒険活劇から一転して、人間ドラマを描きジブリ作品の大きな転機となった作品だそう。

原作者野坂昭如へのオリジナルインタビュー付き。

管理人は、ジブリ作品のジブリの教科書を全話読みましたが、「火垂るの墓」が一番一気に読めてしまいました。

なぜだろう?? やはり、戦争の中で無力な2人の子供たちの話は、誰にとっても戦争の悲劇として印象深く残っている作品だからでしょう。

絵コンテ集

火垂るの墓 スタジオジブリ絵コンテ全集 高畑 勲

 

 

絵コンテ集(印刷版のみ) 3,410円

絵コンテとは、アニメ映画を作る際に何百枚も書く絵やセリフなどのこと。となりのトトロの絵コンテ集を読めばさらに節子が可愛くて仕方なくなるかも。

幼児~小学校低学年向け

「火垂るの墓」は4歳の節子が主人公なため、幼児に見せたいジブリ作品。

他に幼児向けのジブリ作品では、同時上映された「となりのトトロ」がおすすめ。

絵本

火垂るの墓 徳間アニメ絵本 野坂 昭如

 

 

徳間アニメ絵本(印刷版のみ) 1,870円

幼稚園や保育園に通う幼児に初のジブリ作品を読ませたい方やプレゼントしたい方は、徳間書店から出版されているジブリシリーズの絵本がおすすめ。

大判サイズの絵本で、大きな絵と、文字も大きく、メインはひらがなですし、漢字の場合はひらがながふってありますので幼児の絵本としておすすめ。

毎回DVDを子供に見るのはちょっと大変ですし、全部は見れないですよね。見たいときに見たい部分を繰り返し見ることができます。

保育園や幼稚園生くらいに、戦争のお話を読ませたい、特に子供目線の作品は多くないため読んでいる子供となじ4歳の節子が出てくるので幼児もとても共感しながら読むことができるでしょう。

フィルムコミック

上に紹介した徳間書店のジブリの絵本以外にも、文春ジブリ文庫より出版されているトトロのフィルムコミックも幼児の絵本におすすめ。

映画と全く同じ画像と吹き出しなどで構成されたアニメ映画をもとにコミック化。幼児が節子のかわいさに夢中になること受けあいです!!

スマホだと少し画面が小さいので、節子の画像のリアル感を楽しむならタブレットで読むのがよりおすすめ。

まとめ

「火垂るの墓」は今の点で小さな幼児にもおすすめの作品。

  • 主人公の節子が4歳
  • 子供目線の戦争の話

「火垂るの墓」は、幼児向けの絵本から大人向けの小説、フィルムコミック、イメージボード集や絵コンテ、制作秘話など、幅広く関連本も出版されています。