1991年に公開された「おもひでぽろぽろ」。
ジブリ作品は10代の女の子が主人公であることが多いですが、「おもひでぽろぽろ」では、20代後半の女性がが主役。
子供時代を回想しながら、人生や仕事や結婚を模索するお話です。
小学生時代を思い出したり、子供時代出来なかったことを大人になって実現しようとしたりと、管理人が会社員時代に感じていたことと重なる部分が多くあり、女性が共感しやすい作品。
「おもひでぽろぽろ」とはどんなお話? ネタバレありのあらすじを紹介します。
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Contents
【おもひでぽろぽろ】簡単なあらすじ
27歳会社OLのタエ子、会社の仕事は全然面白くない。
東京育ちのため、子供の頃から農業に憧れがありOLになった後も休暇を取って農業体験に。
昔から納得するまでいろいろ考えてしまう子だったが、その考えは農業でも活かせるかもしれないと考えはじめるが。
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「おもひでぽろぽろ」ネタバレありのあらすじ
小5のタエ子
東京育ちの小学5年生のタエ子。周囲の友達は長期休暇は田舎に帰ってしまい、帰る田舎がないタエ子は田舎に帰る同級生がうらやましかった。
タエ子は、子供時代分数の割り算ができませんでした。割り算がすんなりできる人はその後の人生をすんなり生きていけるが、躓く子はすんなりいかない。
でもこれはあるような気がします。私はすんなりできましたが、なぜそうなるのか? 理解できず心から納得ができない場合、納得するまでできない場合、考え過ぎて納得できるまで考えるということだと思います。
子供時代の学芸会で、村の子いちで「あっカラスがお家へ帰っていくわ1羽」カラスがいた時にセリフが少ししかないので、足したら先生から注意されたので、セリフを足さずに間や、動作で演技をしたところ大好評だったのです。
27歳OLのタエ子
そんなタエ子は、東京のOLさんになったが田舎がある人や農業に憧れて、会社の長期休暇には田舎での農業体験を趣味にしていた。
ある日10日の休みを取って山形に農業体験に来ていた。親戚のトシオさんのところに農業体験に来たのです。
ベニバナを積みに来たのです。ちなみにベニバナとは口紅のことで、黄色いベニバナを積んで足で踏んで紅を作るのです。東京に住むタエ子は、自然の中で自分の手足を動かして何かを創ることに疲れることに喜びを感じていたのです。
トシオは、会社員経験後実家の農業を継ぐことに。トシオは農業の中でも有機農業を目指していて、化学肥料・農薬に頼らず、食の安全や環境に配慮した農業を目指していました。
分数が苦手なタエ子は、その後の人生もいろいろ考え過ぎてしまい、これが普通なのか、なぜこうなるのか? 悩みすぎて一般の人生から少し離れた人生を歩んでいるようです。
そんなことになやんだことをトシオに話したところ、トシオは、そのタエ子の意図を組んで、自分が納得するまで考えることや、長いものに巻かれて都会を追いかけてしまい農業も同じようなものなので、昔からの農業である有機農業にこだわる必要があるんじゃないかなと答えるのです。
タエ子は、なんとなく良い企業で働いていましたが特にやりがいはなく、トシオが仕事に対して一生懸命なのに魅かれるのでした。
田舎に住むことを誘われて
東京に帰る最後の夜、おばぁさんにトシオさんのところに来てくれないかと誘われます。
タエ子は、突然の現実を突きつけられて、耐えられなくなってその場を離れます。
農家の嫁になるということは考えていなかったが自分にもその選択肢があることに気が付いて少しうれしかった。
しかし、自分がやってきたことは、単なる趣味の真似事であることに気が付かされた。私には農業をやっていく覚悟がなく、いいところどりの趣味であることに気が付いたのだった。
トシオとのドライブ
そのときトシオと出会い夜のドライブをするのでした。そして子供時代のことを話すのです。トシオはタエ子の気持ちを色々聞いてくれる心の方向性の近い人ではあったのです。
初めてタエ子はトシオへの気持ちやトシオのタエ子の気持ちをどう思っているのか初めて考えてみたのです。
タエ子とトシオの気になるその後
で?? タエ子とトシオはその後どうなるの??というのがなかなか気になるところです。
作品の中ではハッキリ描かれていませんが、エンディングの中で描かれてきます。その中ではタエ子はまたスキーの時期ではアリマセンが普通の時にまた長期休暇を取ってトシオのところを訪れるのです。
そう、もしタエ子が、農家やトシオのところへ嫁ぐのが考えられないのならきっともうあの場所へは行かないからです。しかし再度訪れるのはタエ子がトシオとの関係を前進させることを意味しているのでしょうね。
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おもひでぽろぽろ作品概要
「おもひでぽろぽろ」の作品概要をまとめました。
公開年 | 1991年7月20日 |
上映時間 | 119分 |
興行収入 | 31.8億円 |
ジブリ作品内興行収入順位 | 15位 |
監督 | 高畑薫 |
原作 | 岡本螢・刀根夕子 「おもひでぽろぽろ」 |
脚本 | 高畑薫 |
プロデューサー | 鈴木敏夫、宮崎駿 |
キャッチコピー | 「私はワタシと旅に出る」 |
主題歌 | 「愛は花、君はその種子」 |
声優&キャスト | 今井美樹、本名陽子、柳葉敏郎ほか |
「おもひでぽろぽろ」の関連本を読んで作品の伝えたいことを筆者が考察した以下の記事も参考にしてください。
【おもひでぽろぽろ】キャラクターの声優&キャスト【おもひでぽろぽろ】をもう一度見たい方はフィルムコミックがおすすめ
ジブリ作品「おもひでぽろぽろ」について以下の通りお伝えしました。
- 「おもひでぽろぽろ」のあらすじ
- 「おもひでぽろぽろ」のネタバレあり
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