ジブリの名作「天空の城ラピュタ」は、大人になった私たちにとっては懐かしい作品であり、今の子供たちにも是非読んで欲し作品。
もちろんラピュタのアニメ映画をもう一度見るのも良いのですが、今回は趣向を変えて、漫画で読んで見るのも良いでしょう。
「天空の城ラピュタ」漫画版には電子書籍もあり、ラピュタのワクワクするような冒険をよりリアルに楽しめちゃいます。
【天空の城ラピュタ】を漫画で読む
フィルムコミックで読む
\フィルムコミックのリアルな画像を体感/
「天空の城ラピュタ」を漫画で読むには、文春ジブリ文庫出版のジブリフィルムコミックシリーズで読むことができます。
ラピュタのオリジナルフィルムを贅沢に使用し、さながら映画を観ているような臨場感を持って読むことができるオールカラーコミック。
ラピュタは少年少女向けの冒険活劇物語。もちろんアニメ映画で見てもスリルとドキドキで自分がさながら冒険しているように楽しめます。
しかしフィルムコミックならパズーとシータ2人が敵から逃げるシーンや、空飛ぶシーンや天空の城ラピュタにたどり着くまでの冒険を、気になる細かいシーンを繰り返し確認しながら自分のペースでじっくり楽しめますヨ。
原作の漫画はない
「天空の城ラピュタ」の原作・脚本・監督は宮崎駿監督で、ストーリーとしての原作は監督のオリジナル作品です。
しかしラピュタの映画の中の空飛ぶお城ラピュタのインスピレーションはどこで得たのでしょうか?
実は、空飛ぶお城ラピュタ島は「ガリバー旅行記」から着想したものです。
2022年 朝日新聞出版 |
ガリバー旅行記 |
ジョナサン・スウィフト |
1,999円⇒599円 |
2014年 学研プラス |
ガリバー旅行記 |
ジョナサン・スウィフト |
896円⇒269円 |
「ガリバー旅行記」原作の漫画版は出版されていませんが、お子様向けに絵本が出版されています。
【天空の城ラピュタ】絵コンテ(漫画)
ラピュタの制作過程のイラストの漫画なども含めて楽しみたい方に、映画を作るにあたって作られたイメージボードと絵コンテをご紹介します。
映像作品の前に用意される絵を絵コンテと呼びます。絵(漫画)、内容、せりふ、ナレーション、尺、効果音など細かく記載してある指示書のこと。全体のイメージを描いたものをイメージボード、すべてのカットを描いたものを絵コンテと呼びます。
イメージボード
「天空の城ラピュタ」をアニメ化するにあたり、描いた作品をカラーでまとめたTHE ARTシリーズ。
- イメージボード
- ストーリーボード
- 美術
- 背景
- キャラクター設定
- 主要スタッフインタビュー
THE ARTシリーズの中でも、ジブリ初期の名作のイメージボードはかなりおすすめ。あの名作ラピュタがどのように作られたのかを想像するだけでも楽しいはず。
絵コンテ
個人的には以下の2つの絵コンテが面白かったです。
- 主人公のシータが追ってきた飛行機から転落、首に下げていた飛行石の力でゆっくりと浮きながら転落し、パズーが受け止める名シーン
- 炭鉱で敵から追われらシータとパズーが逃げ回るアクションシーン
シータが落ちていくある意味幻想的なシーンや、炭鉱のアクションシーンをどのように表現するのかイラストと言葉で宮崎駿監督が指示しているところが印象的。
Amazonならラピュタ700Pもある絵コンテを数ページだけど立読みできますよ。