【もののけ姫】は漫画で読める?電子書籍で読める?

「もののけ姫」は、自然と動物の人間の対立を描いた名作。

子供にとっては自然と動物と人間のかかわり方を学べますし、大人が見てもすごい声優陣の時からもあって名作。

「もののけ姫」は子供にとっても大人にとっても充分楽しめる作品。

ただテーマのせいもあってか作品がややむずかしめなので漫画であれば分からないところを読み返したりして納得しながら読み進められますよ。

【もののけ姫】は漫画で読む

フィルムコミックで読む

 

「もののけ姫」を漫画で読むには、文春ジブリ文庫出版のジブリフィルムコミックシリーズで読むことができます。

「もののけ姫」は人間と森の動物たちが主人公。多くの動物たちが出演し、人間と争ったりします。

自然や動物たちの憤りや震えはもちろんアニメ映画だからこそ出せる演出なのですが、漫画の方が動物たちの怒りの表情をよりハッキリ認識することができます。ちょっと怖いですが。

もののけ姫のアニメ映画自体声優らの力ももちろんありド迫力の映画なのですが、ビジュアルのみで訴えるフィルムコミックもかなりおすすめです。

原作の漫画はない

もののけ姫には宮崎駿監督自身がTVSP用として描き実現化しなかった原作があり、1993年に出版されています。

もののけ姫原作のイメージボードは、Amazonには中古本しかないため高値になってます。

もしかしたらお近くの図書館には、宮崎駿監督自身が描いた「もののけ姫」原作のイメージボードの在庫があるかもしれないので読んで見たい方は探してみてくださいね。

【もののけ姫】絵コンテ(漫画)

制作過程のイラストの漫画なども含めて楽しみたい方にもののけ姫のアニメ映画を作るにあたって作られたイメージボードと絵コンテをご紹介します。

映像作品の前に用意される絵を絵コンテと呼びます。絵(漫画)、内容、せりふ、ナレーション、尺、効果音など細かく記載してある指示書のこと。全体のイメージを描いたものをイメージボード、すべてのカットを描いたものを絵コンテと呼びます。

イメージボード

絵コンテ

「もののけ姫」の絵コンテを読んでとても意外だったのは、作品のメインである森の動物、山犬や、乙事主などの動物の地響きがするような掛け合いが、絵コンテでは割とアッサリと描かれているように感じた点です。

森の動物たちを、山犬が美輪明宏、乙事主が森繁久彌という名優たちが演じたために非常に迫力ある場面になっていたのだなぁと感じさせます。

映画で描かれた森の動物たちの掛け合いシーンは、もともと宮崎駿監督がイメージした通りだったのでしょうか、それとも名役者たちが監督の想像を超えたシーンを作り上げたのでしょうか。

「もののけ姫」の絵コンテは700Pほどありますが、Amazonなら数ページなら立ち読み可能。