「火垂るの墓」金曜ロードショーでは次回はいつやるの? 見逃した場合の他に見る方法は?
ジブリ作品は金曜ロードショーで定期的に放送されますが、「火垂るの墓」は2018年を最後に放送されていません。次回いつ放送されるかは直前になるまで分かりません。
1988年4月16日に劇場公開された「火垂るの墓」を見るには金曜ロードショー。でも見逃してしまった場合の見逃し配信を見るにはDVDレンタルがおすすめです。
「火垂るの墓」が金曜ロードショーでいつ何回放送されたのか、過去の記録から次回も予測。
金曜ロードショーでいつ放送されるかは未定なので今すぐ見る方法もお伝えします!
Contents
「火垂るの墓」金曜ロードショー次回放送は未定
今後放送される可能性は低い
「火垂るの墓」が、金曜ロードショーで次回はいつ放送されるのかは未定です。
今後も放送される可能性はかなり低いと考えられます。
その理由とは
「火垂るの墓」は過去13回、日本テレビの金曜ロードショーで放送されています。
放送日 | 視聴率 |
1989年 8月11日(金) | 20.9% |
1990年 8月17日(金) | 10.7% |
1993年 8月13日(金) | 14.5% |
1997年 8月 8日(金) | 19.1% |
1999年 8月 6日(金) | 18.8% |
2001年 8月10日(金) | 21.5% |
2003年 8月22日(金) | 15.1% |
2007年 9月21日(金) | 13.2% |
2009年 8月14日(金) | 9.4% |
2013年11月22日(金) | 9.5% |
2015年 8月14日(金) | 9.4% |
2018年 4月13日(金) | 6.7% |
「火垂るの墓」は、1988年 4月16日に劇場公開され、1年後の1989年 8月11日に地上波で初登場! 以来、数年に1度TV放送されていました。
しかし2018年に高畑勲監督が亡くなり追悼放送を最後に、金曜ロードショーでは放送されていないんです。
夏休みになると、疑問に感じる方も多いでしょう。
ただ、最後に放送された2018年の視聴率を見ると、監督の高畑勲氏が亡くなった追悼放送でさえ視聴率が6.7%と低かったのです。
ジブリの他の作品では10数%の視聴率が取れることが当たり前であることから、ジブリ作品を放送するならもっと視聴率の取れるほかの作品を放送したほうが良いからだと考えられます。
「火垂るの墓」が何らかの理由でよほど注目されない限り放送される可能性は低いでしょう。来年は戦後80年に当たりますが、他にも戦争作品は多くあることから放送される可能性は低いでしょう。
「火垂るの墓」は、個人的には見たい方は沢山いるけれど、視聴率が取れないため放送される可能性はとても低いので、見たい方は以下の見逃し配信で見る方法をお伝えします。
「火垂るの墓」見逃し配信はTSUTAYA DISCAS
「火垂るの墓」を含むジブリ作品はサブスクでは動画配信されておらず、見たい場合は、金曜ロードショーでの放送を待つか、DVDレンタルしか方法がありません。
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「火垂るの墓」ってこんな作品
あらすじ
野生のイノシシを撃ったアシタカは腕に呪いをかけられ解くためにシシ神の森に向かいます。
森には動物に育てられた少女サンがいました。
アシタカは、毒により動物と人間の気持ち両方を理解できるようになりました。
森と人間の対立を通じて、実際に起きている人間同士の争いをどちらか一つの方向ではなく多面的にみることで本当の姿が見えることを伝える作品。
みどころ
「火垂るの墓」は、日本人なら誰もが見て涙した高畑薫監督が子供の視点から描いた戦争の名作。
子供なら、主人公の清太と節子の視点から見、大人になると親戚のおばさんの視点から見ることができるなど、多角的に見る深い作品です。
作品の特徴
作品「火垂るの墓」の特徴をまとめたので、映画を観るさいの参考にしてくださいね。
時間
「火垂るの墓」上映時間は88分
兄&妹が2人で健気に生きる
主人公の清太は、14歳の中学生の少年です。妹の節子は年が離れていて5歳とされています。
ジブリ作品の主人公は少女であることが大半ですが、「火垂るの墓」は中学生の男の子が主役。
しかし、5歳のかわいい節子ちゃんもいるので充分女の子でも共感できる作品です。
大人になると親戚のおばさんに共感できる
「火垂るの墓」の映画でキャラクターが際立ってかわいのはやはり5歳の節子ちゃんです。
5歳と言えば本当にまだ何も分からない年齢ですよね。お母さんとお兄ちゃんと、通っていれば幼稚園のお友達たちが唯一の世界という年齢。
5歳の節子ちゃんの気持ちや幼児のしぐさなどが十分に描かれている作品です。
また、親戚のおばさんが、清太や節子目線で見ると、意地悪に見えます。
しかし大人になってから映画を観ると、親戚のおばさんは意地わるなのではなく、戦争中で家族の生活などで精いっぱいで忙しいから、どうしてもつっけんどうになってしまうキャラというのが分かります。
社会から孤立し死を迎える
「火垂るの墓」は、必ずしも心温まる映画ではありません。
清太と節子の関係だけ見たら、妹をかわいがる兄として心温まる映画と言えます。
しかし、父親にも母親にも死なれ、親戚のおばさんの家から出ていった清太と節子には、守ってくれる家族はありませんでした。
公園の洞窟に住んでいた時も、畑で盗みをした時も、誰かが助けてくれるということはなかったのです。
最終的に節子が亡くなり、清太もまた駅で亡くなりますが、駅員や駅を歩く人は目もくれません。
冷たい世間という面も描かれており、そういった意味では心温まらない映画でもあるのです。
時代背景として、戦中戦後の話のため、国民にお金や食料の余裕がなかったことと、栄養失調で人が死ぬのは当たり前だったことなどが考えられますが、人間なんて実際はそんなものという、世間の冷たさも描いていると感じます。
戦争映画と言えば!?
管理人は、小学生のころから「火垂るの墓」を見ているので、そのころ金曜ロードショーで繰り返してみた方には、非常に懐かしい作品です。
日本の戦争時を描いた作品では、まず「火垂るの墓」が挙がるのではないでしょうか。
子供の万能感
中学生の清太が、親戚のおばさんとの関係に悩み、節子を連れて家を出ていき公園の洞窟で2人で暮らすというのは、ワクワクして冒険心がくすぐられます。
子供時代、家を出て冒険してみたい、探検していたいと思ったことはありませんか? そんな青年の冒険心や万能感を描いているところもあり冒険心がくすぐられます。