「火垂るの墓」の漫画版をご紹介! 以下の3つに当てはまる人には是非手に取って読んで見て欲しいです!
- 終戦の8月になると毎年節子を思い出す人
- もう一度見たいのにTV放送されないのか疑問に思ってる人
- 絶対一度は子供に見せたいのにTV放送されないことが不満な人
「火垂るの墓」は、戦争の悲惨さを子供目線で描いており第2次世界大戦や戦争の悲惨さを体験できる戦争映画の名作。
しかし、実は2018年にTV放送されて以来一度も放送されていないんです。
「火垂るの墓」をもう一度見たい♡ そんな方には漫画版がおすすめ、電子書籍版の方がよりリアルなのでご紹介しますね。
【火垂るの墓】を漫画で読む
フィルムコミックで読む
「火垂るの墓」を漫画で読むには、文春ジブリ文庫出版のジブリフィルムコミックシリーズで読むことができます。
「火垂るの墓」にはさまざまな名シーンがあります。清太の冒頭の回想シーンから、母親の死、清太と節子2人の兄弟愛、楽しそうな節子の表情、節子の死まで。
漫画であれば清太の冒頭シーンや節子の死などを、自分のペースでさらにゆっくりと深く感情移入して心情を味わうことができます。
原作の漫画はない
「火垂るの墓」は、野坂昭如の原作小説です。原作直接の漫画というのは存在しませんが、原作がジブリでアニメ映画化されたのでそれが子供向けとして描かれています。
原作小説とジブリの「火垂るの墓」は、完全に同じではありませんが、原作小説の漫画としては、ジブリのフィルムコミックシリーズが該当します。
【火垂る墓】絵コンテ(漫画)
制作過程のイラストの漫画なども含めて楽しみたい方に「火垂るの墓」のアニメ映画を作るにあたって作られたイメージボードと絵コンテをご紹介します。
映像作品の前に用意される絵を絵コンテと呼びます。絵(漫画)、内容、せりふ、ナレーション、尺、効果音など細かく記載してある指示書のこと。全体のイメージを描いたものをイメージボード、すべてのカットを描いたものを絵コンテと呼びます。
「火垂るの墓」のイメージボードや絵コンテの電子書籍版は存在しません。
イメージボード
「The art of」シリーズとしてジブリアニメ映画の本が出版されていますが、「火垂るの墓」は出版されていません。
絵コンテ
「火垂るの墓」の絵コンテは名作の一品といってもいいでしょう。
「火垂るの墓」は決して明るい映画ではないですよね。。
冒頭は駅で清太の亡くなるシーンから始まり、空襲での母親の死、公園での節子との2人暮らし、節子の死へと。
アニメ映画はもちろんカラーなのですが、絵コンテは鉛筆で描かれており白黒。
となると、清太が駅で飢えて亡くなるシーンは、絵コンテでは白黒のえんぴっで描かれているんです。
コレがすごく惹き込まれます! なんか清太のセリフや生き使いが聞こえてくるよう。
他のジブリ映画の絵コンテは、絵コンテだけだと物足りなさを感じるのですが「火垂るの墓」は別格。
絵コンテの方がアニメより惹き込まれます。絵コンテだけだと分かりにくい場面は映画を思い出せばよいのですカラ。
「火垂るの墓」の絵コンテは700Pほどありますが、Amazonなら数ページなら立ち読みできますよ。