【君たちはどう生きるか】あらすじネタバレあり!

スタジオジブリの最新作「君たちはどう生きるか」(2023年公開)。

という感想を抱いている方が多いでしょう。

80代を超えた宮崎駿監督がその年齢だからこそどんな作品を創ったのか興味がある方も。

そんな「君たちはどう生きるか」がどんなお話なのか分かりやすく説明。

もちろんネタバレが嫌な方は、ネタバレなしの簡単なあらすじの概要を読むだけでもOK。

ネタバレOKな方は、ネタバレありのあらすじも読み進めてくださいね。

【君たちはどう生きるか】簡単なあらすじ

あらすじをもとに作品が何をテーマにしているかというと以下の通りになります。

「下の世界」に迷い込んだ眞人が、この世(=善と悪が入り乱れた美しい面と醜い面を併せ持った世界、じきに悪が爆発し火の海になるかもしれない世界)を諦めて下の世界で生きるか、選択を迫られるお話。

眞人を通じて、宮崎駿監督が私たち視聴者に問いかけているのではないでしょうか。

「君たちはどう生きるか」ネタバレありのあらすじ

ジブリ映画「君たちはどう生きるか」を実際にご自身で見るまでネタバレは知りたくない方はココからは見ない方がよいかもしれません。

でも、1回見ただけだとちょっと分かりにくい点があり、実際管理人も1回では何言ってるのかよく分からず2回目みて分かったほどですので、ネタバレを読んだ方が理解が深まるカモ!?

なので内容分かっちゃったらどうしよう??という心配なくご覧いただけます。

第2次世界大戦の母の死

第2次世界大戦中に戦争で母親を亡くした眞人。

戦後東京を離れ、赤ちゃんを身ごもった新しいお母さん(母の妹)と父と共に田舎に引っ越し、新しい生活を始めることに。

眞人のお父さんは工場を経営する超お金持ちなため、家はすごい豪邸で、新しい家は非常に大きな庭や自然があり、庭の池には1匹のアオサギが。

アオサギとの出会い

眞人は、新しい学校が始まったとき、理由は不明ですが自ら石で頭を打ち付け大量出血します。

新しい学校の友人にヤられたのかと父に問い詰められますが眞人は自分がやったのだと答えます。実際自分でヤったのですが。

するとそこへいつも見ていたアオサギがおり、言葉をしゃべるようです。頭を打ったのでアオサギの言葉が分かるようになったのかもしれませんが、、

アオサギは、眞人に母親に会いたいだろうとそそのかし塔の中に誘い込みます。

夏子さんを探す旅へ

眞人は、行方不明になった夏子を探すため塔に入り込み、下の世界に夏子を探す旅に出ます。

下の世界とは死の世界。生きている人間もいるけど死んでいる人間の方が多い世界。

要は、あの世とこの世の間でしょうか。

そこには、おばあさんのこけしがありました。きりこさんは自分を助けてくれる人のようです。

下の世界で出会った男勝りのキリコさん。キリコさんは、夏子を探す旅に出る眞人に、お守りとして小さくなったキリコさんのこけしをもっていかせます。

塔の秘密

地上では、眞人と、夏子と、お手伝いのおばぁさんの3人がまとめて行方不明になってしまい、神隠しにあったようだと騒いでいます。

そこでお手伝いのおばぁさんの一人が、もしかしたら3人が行方不明になったのは塔の伝説と関係しているのかもしれないと。

おばぁあんは眞人の父である勝一に塔の秘密を伝えるのです。

その塔では、むかし大叔父さまがある日突然行方不明になり姿を消したこと。

子供時代の夏子が塔で行方不明になり1年後帰って来た話を伝えました。

この不思議な話が3人が神隠しに遭った理由と関係あるのかもしれないと。

大叔父さまとの出会い

下の世界にはインコが支配しており、眞人はある意味命懸けて夏子を探しに来たのですが、再会した夏子は「あなたが嫌いだ早く帰れ」と叫ぶのです。

夏子は眞人を助けるためにそう言っているのでしょう。

そこには石を積んでいるおじいさんがおり、塔の主の大叔父さまでした。

そう、塔の存在に気が付いてある日姿を消した人物である大叔父さまは、眞人に自分の後を継いでほしいと望み待っていたのでした。

大叔父さまは、旅をして見つけた悪意に染まっていない石13個を、3日にひとつづつ積み、悪意から自由な王国を、豊かで平和な美しい世界を作るように眞人に言います。

眞人は、自分の中にもある悪意を認めます。この場合の悪意とは自分で自分の頭を石で殴ったこと。

しかし、そんな悪も善もある地上に戻ることを眞人は選びます。大叔父さまも昔、下の世界に迷い込み、地上を離れて下の世界に移り住んだのです。善と悪の入り乱れた人類の末をを思うと嫌気がさすような地上を諦め、下の世界に生きることを選んだのです。

「殺し合い奪い合う愚かな世界に戻る。じきに火の海となる世界だ。」

しかし眞人は地上に戻ることに決めます。大叔父さまも本音では眞人には地上に戻り今までの仲間と、これからの友人と生きることを望んでいたのでしょう。

眞人は、地上に帰ると、自分を愛してくれるお父さんとお手伝いのおばぁさんたちと再会するのです。

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【君たちはどう生きるか】伝えたいことを考察&解説  

「君たちはどう生きるか」には気持ちが悪いシーンは多少はありますので以下の記事を参考にしてください。

「君たちはどう生きるか」を気持ち悪いと感じる場面とは  

君たちの作品概要

「君たちはどう生きるか」作品概要は以下の通りです。

公開年	2023年7月14日
上映時間	124分
興行収入	90.8億円
ジブリ作品内興行収入順位	7位
監督	宮崎駿
原作	宮崎駿
脚本	宮崎駿
プロデューサー	鈴木敏夫
キャッチコピー	「友だちを見つけます。」
主題歌	「地球儀」米津玄師
声優&キャスト	山時聡真、菅田将暉、柴崎コウほか

君たちの各キャラクターや声優&キャストは以下のページでご紹介しています。

【君たちはどう生きるか】キャラクターと声優&キャスト  

まとめ

2023年公開のスタジオジブリ最新作「君たちはどう生きるか」は、大規模な宣伝をしなかったにも関わらずジブリ作品の中でも7位の興行成績となっているのはビックリ!!

皆さん、80代を超えた宮崎駿監督がどんな作品を創ってくれるのかかなり興味があったからだとうかがえます。

「君たちはどう生きるか」は、1回見ただけだと、「んん～??」となる作品だと思いますのでぜひ2回見ることをおすすめします。

でも事前にこの記事のネタバレありのあらすじを読んでもらえば1回で分かるかもしれませんね。

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