スタジオジブリ作品では、作品ごとにキャッチコピーがつけられています。
ジブリ作品のキャッチコピーでどこで使われているの?
ジブリ作品全24作品のキャッチコピー一覧をまとめました。
あなたの好きなキャッチコピーはどれですか? 管理人の好きなキャッチコピーもご紹介します。
ジブリ作品のキャッチコピー
上記は、ジブリ作品人気NO1「千と千尋の神隠し」のキャッチコピー。ジブリ作品では全作ではないですが宣伝ポスターに掲載されていることが多いです。
キャッチコピーとは、広告や宣伝で、読者の心をとらえる目的で作られたコピーのことで、単語一つ、1文、数行などで作られています。
私たちは、まずタイトルを見て、次にキャチコピーを見てその作品の印象を決めているのでしょう
そのためグイッと引き込み、見たいと思わせるようなキャッチコピーがが必要です。
ジブリ作品の中でキャッチコピーは、映画の観客を増やすために、タイトル、ストーリー、登場人物&キャラクター、声優と同じくらいに重要な役割を持っているのでしょう。
ジブリキャッチコピー一覧
全ジブリ24作品のキャッチコピーをまとめました。
1984 | 風の谷のナウシカ | 「少女の愛が奇跡を呼んだ」 | 徳山雅也 |
1986 | 天空の城ラピュタ | 「ある日、少女が空から降ってきた…」 | 徳山雅也 |
1988 | となりのトトロ | 「このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。」 | 糸井重里 |
1988 | 火垂るの墓 | 「4歳と14歳で、生きようと思った」 | 糸井重里 |
1989 | 魔女の宅急便 | 「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」 | 糸井重里 |
1991 | おもひでぽろぽろ | 「私はワタシと旅にでる。」 | 糸井重里 |
1992 | 紅の豚 | 「カッコイイとは、こういうことさ。」 | 糸井重里 |
1994 | 平成狸合戦ぽんぽこ | 「タヌキだってがんばってるんだよォ」 | 糸井重里 |
1995 | 耳をすませば | 「好きなひとが、できました。」 | 糸井重里 |
1997 | もののけ姫 | 「生きろ。」 | 糸井重里 |
1999 | ホーホケキョとなりの山田くん | 「家内安全は、世界の願い。」 | 糸井重里 |
2001 | 千と千尋の神隠し | 「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」 | 糸井重里 |
2002 | 猫の恩返し | 「猫になっても、いいんじゃないッ?」 | 糸井重里 |
2004 | ハウルの動く城 | 「ふたりが暮らした。」 | 糸井重里 |
2006 | ゲド戦記 | 「見えぬものこそ。」 | 糸井重里 |
2008 | 崖の上のポニョ | 「生まれてきてよかった。」 | 鈴木敏夫 |
2010 | 借りぐらしのアリエッティ | 「人間に見られてはいけない。」 「それが床下の小人たちの掟だった。」 |
鈴木敏夫 |
2011 | ココリコ坂 | 「上を向いて歩こう。」 | 鈴木敏夫 |
2013 | 風立ちぬ | 「生きねば。」 | 鈴木敏夫 |
2013 | かぐや姫の物語 | 「姫の犯した罪と罰。」 | 鈴木敏夫 |
2014 | 思い出マーニー | 「あなたのことが大すき。」 「この世には目に見えない魔法の輪がある。」 「あの入江で、 わたしはあなたを待っている。永久に──。」 |
鈴木敏夫 三浦しをん |
2016 | レッドタールのある島の物語 | 「どこから来たのか どこへ行くのか いのちは?」 | 谷川俊太郎 |
2020 | アーヤと魔女 | 「私のどこが、ダメですか?」 | 鈴木敏夫 |
2023 | 君たちはどう生きるか | 「友だちを見つけます。」 |
キャッチコピーの感想
みなさんは、ジブリ作品の中でどのキャッチコピーが印象に残っていますか?
好きなキャッチコピー
個人的には、以下のキャッチコピーが好きかもです。
「火垂るの墓」 | 「4歳と14歳で、生きようと思った」 |
魔女の宅急便 | 「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」 |
おもひでぽろぽろ | 「私はワタシと旅にでる。」 |
レッドタールのある島の物語 | 「どこから来たのか どこへ行くのか いのちは?」 |
いまいちなキャッチコピー
個人的にあまり好きではないキャッチコピーは以下の通りです。
耳をすませば | 「好きなひとが、できました。」 |
もののけ姫 | 「生きろ。」 |
「耳をすませば」は中学生の恋愛の話ではあるけれど、彼に影響を受けて小説を書くお話の部分の方がストーリーの重要部分かなと感じているので処女作に挑戦する部分もコピーに盛り込んで欲しかったかななんて思います。
「もののけ姫」は、ストーリーも重厚で、多くの名優が声優を務めるなど迫力満点な映画なので、単純に「生きろ。」というキャッチコピーだとインパクトに欠けるかなと個人的には思っちゃいます。また「生きろ。」という言葉は黒澤明監督の「生きる」という白黒映画とダブってしまうかなと感じます。
それにしても、キャッチコピーの威力はすごいですよね。コピー次第で私たちはこの映画のイメージを決定づけ見るか見ないか決めているのだと思います。